古より伝わる伝統を、現代の最新技術をもって引き継ぐ。

Packraft  4piece  Carbon Paddle |櫂 - Kai -


" 櫂 " (かい)とは、和船に使用される木製のパドルのことを言います。日本の舟の歴史は櫂と共にあります。
古くは縄文時代。太い木をくり抜いて作った舟に、木の板を使って漕ぎ始めたのが原点。江戸時代に入ると " 艪 " (うろ)と呼ばれる長距離クルージング向けのパドルが開発されましたが、それでも小回りの効く櫂は昭和中期まで小型の舟の推進具として使われて来ました。現在でも磯舟と呼ばれる浅場の漁などで使われる舟には、魚を警戒させない為に櫂も使われています。

 

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パックラフト用に開発される4ピースパドルの多くは、激流のダウンリバーにおけるハイパワーなパドリングを行う為にはっきりとしたスプーン形状のものが多い傾向にあります。反った形状で水をしっかりと掴み、一漕ぎのパワーを高めることでスポーティーなスラロームを行うための設計になってます。
一方 " 櫂 " - kai - には、ダイヘドラルと呼ばれる菱形断面形状を採用しています。
フラッター(横揺れ)が起こりにくく、雑に漕いでも一定の推進力を得やすいこと、疲れにくく長距離を漕ぐのに適していること、そして何より、圧倒的な静穏性の高さにあります。
釣りにおいてこの特性は重要です!

 


カップ状に先端が窪んだポッパーと言うルアーがあります。音と泡で魚の注目を集めて刺激する設計となっています。パドルも同様に、スプーン型の面で海面を叩いてしまうとキャビテーションが発生し、大きなスプラッシュ音が海中に鳴り響きます。この音は、イルカが狩りの際に使うテイルスラップの音に酷似しているとされています。
魚をパニックに陥らせ、一カ所に集まったところを襲うイルカの必殺技ですが、その音を近く聞いた魚は混乱して一切の捕食行動をやめてしまいます。パドルによるスプラッシュ音でも、イルカのテイルスラップと同様の効果を発する可能性があります。

 

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ダイヘドラル形状にすることでスプラッシュ音が発生しにくくなる他、フラッターによる水中微振動も発生しなくなる為、魚に気づかれずに近づくステルス性が期待できます。

しかし完全なるダイヘドラル形状では、強風時の推進力に不安な面もありました。そこでカップ状にならない範囲の僅かなカーブをパドルの先端にだけ入れています。

ゆったり漕いでる時は静音性と疲労の少ない特性ですが、ハイスピードで漕ぎ始めると先端のカーブが抵抗を生み出し、強い推進力を生み出します。
この二面性が釣りでの使用に大いに味方してくれるでしょう。

 


またパックラフト用のパドルはブレードが短く、幅が広い傾向にあります。これは浅い場所も多い激流のダウンリバーにおけるパドリングの際、ブレードが岩に接触をすることを避ける為。そして瞬間的な向き替えをする為にこの様な形状となっています。
しかしこの形状は瞬間的な向き変えには適していますが、長距離航行には適しません。
櫂 - kai - はブレードを細長く設計し、パドリングを軽く、また1回のストロークを長く取ることで直進方向の推進力を得ることに特化して設計しています。この為、パドル全長も220cm-230cmとホワイトウォーター向けモデルに比べて長くなっています。
海や湖ではもちろんのこと、川の流れにおいても釣りを前提とする場合にはこの様な特性の方が重要だと考えています。

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3Kカーボンファイバーを使用していることも特徴的です。3Kとは1つの束に3000本の繊維が織り込まれたカーボンファイバーであることを示していて、その特徴は軽量であること、耐久性が高いこと、剛性が高いことなどが挙げられます。
ダイヘドラル形状の欠点としてパドリングパワーに欠ける点があります。3Kカーボンはほぼしならない為、エネルギーロスが少なく済みます。

何十キロも漕ぐ様な長距離クルージングでは関節の負担に繋がりますが、釣りの為に数百メートルから長くても数キロしか漕がないのであればメリットの方が大きいと言えるでしょう。見た目が美しいのも魅力です。

 


さらに4分割構造でコンパクトに収納でき、電車やバスなどの交通公共機関で移動する場合や、オートバイや自転車での釣行、バックパックにすべて詰め込み、山奥まで入り込んでのダウンリバー渓流釣りなど、パックラフトで使用するのに適した収納性。

220-230cmの長さ調整機構に、無段階でフェザー角を調整できるセンタークリップロック機構を備え、海や湖などのフラットウォーターから急流のホワイトウォーターまでオールマイティに使用できるバーサタイル性を有しています。


" 櫂 " - kai - はパックラフトフィッシングだけを見据えたパドルです。これはもうスポーツ用品じゃない。釣具です!

 

 分割した状態では、最大で68cm。ほぼ3ピースロッドと同じ仕舞寸法で携行に便利です。

 

 

センターフリップロックにより 220cm-230cmの長さと角度の無段階調整が可能。推進力を得る為には長めのパドルが有利です!

 

 

多くの4ピースパドルはブレードの根元で連結しますが、ここが一番負荷がかかります。あえて接続箇所をずらし、破損リスクを減らしています。

 

 

3Kカーボンファイバーのダイヘドラル構造のブレードが美しい!

 

 

あなたの手に握られているのは、パックラフトを漕ぐ為だけのパドルではありません。

警戒心の強い魚の頭上に音もなく忍び寄り、人の手が入るはずも無い場所に仕掛けを落とし込む為の戦略的な釣具です。
腕の体力を温存しつつ、ポイントを流しながら何度も往復し、それでも魚に気づかれないステルスエンジンです。

これまでどれだけ多くのパドルアングラー達が、自ら出す音で魚を散らせてきたことか…。
千載一遇のチャンスを逃さない。あの悔しさを終わらせる為に生まれたパドル。それが " 櫂 " - kai - 。

美しい市松模様の3Kカーボン・ダイヘドラルブレードパドルが水をなめらかに切り裂き、音もなく進んで行く時、あなたは実感するでしょう。「これなら獲れる」と。

 

日本の漁師達が古えより、獲物に忍び寄り、確実に仕留める為の必殺の一振りを最新テクノロジーで現代の海へ甦らせる。
受け継がれし本物を手にし、まだ見ぬ大物へ向かって、音もなく忍び寄る様に漕ぎ出しましょう。
次にあなたが手にするのは、恋焦がれたあの魚のはずです!

 


Packraft 4piece Carbon Paddle|櫂 - Kai -

 

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