パックラフトフィッシングにおいて、水難救助の為のロープの携行は必須です。海や湖においては、パドルを破損した仲間の牽引や休憩時の係留などにロープが欠かせません。河川においては流された仲間を救助する上で、ロープは必ず必要になります。
安全にパックラフトフィッシングを楽しみたければ、ロープを15m程度携行する様にしましょう。
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ではロープならなんでも良いかというとそうではありません。
まず第一に水に浮く必要があります。助ける為の仲間にロープを投げても、沈んでしまってはロープを掴めません。牽引する際も、ロープが沈むと岩や倒木などに引っ掛かる可能性があります。ロープは水よりも比重が軽い、フローティングロープである必要があります。(ほとんどのロープが沈みます。)
また緊急時には素早くロープを投げ渡す必要があります。
この為、パドルスポーツでは腰にスローバッグと言う、クイックリリースバックルによって瞬間脱着できるフローティングロープ入りのロープバッグを携行します。
ロープが絡むことなく、スムーズに要救助者に届けられます!
仲間と共に行動するのであれば、全メンバーが携行すべき装備です。特にダウンリバーでは必携品とされています。
また単独釣行においても、パックラフトの渓流や、流れの中の岩に引っかかったパックラフトまでの渡渉確保など、ロープが必要になるシーンは多々あります。安全なパックラフトフィッシングを行う為にも携行を強く推奨します。
ドローコードを開け、ロープを握ってロープバッグを投げれば、ロープはスムーズに排出されます。
ロープバッグの下部はメッシュになっており、内部に水が貯まらない設計になっています。
左右のクイックリリースバックルを引くことで、ロープバッグをベルトから切り離せます。
ベルトはスイミングロープレスキュー時のクイックリリースベルトとしても活用できます。
実際の使用方法については 講習会 にご参加頂くなどしてしっかりと技術を身につけましょう。
パックラフトフィッシングは実に素晴らしいアクティビティです。従来のカヤックフィッシングやSUPフィッシング、二馬力ゴムボートなどに比べて遥かに軽量コンパクトで、誰でもマイボートフィッシングを可能にしました。
しかも初心者でも比較的簡単に使用できる為、高度な技術を持たなくてもパックラフトフィッシングは楽しむことができます。
この手軽さこそ、最大の魅力であると言えます!
とは言え、だからと言って危険がなくなるわけではありません。他のボートと同様、沖でパドルが流されたり、経年劣化で折れるなど(パドルはいつかどこかのタイミングで必ず折れます)、パドルを失うことがあります。
川で転覆すれば流されますが、ロープによる救助を行わないと脱出できない場合もあります。
この時、ロープがないと何もできません。
せっかく仲間と釣りに行くならば、レスキューロープを携行することで相互の安全を高めることができるんです。
ついつい新しいタックルなど釣果に影響する道具に目が行きがちですが、是非安全の為の装備も用意しておきましょう。
注意・警告
・このロープは人の墜落に対する安全確保に使用できません。登攀確保や懸垂下降などには絶対に使用しないでください。
・使用後は必ず水洗いして下さい。ロープの繊維内に砂や塩が噛むと劣化が早まります。使用のたびに水に漬けてもみ洗いを行い、日の当たらない風通しの良い場所でしっかりと干して下さい。
・スローバッグにフローティングロープを収納する時、絶対に畳んだ状態で入れないで下さい。ロープがスムーズに出ていきません。必ず末端から順に押し込む様に入れて下さい。初めて収納する際は、ロープがスムーズに出るか何度か確認を行なって下さい。
・ロープは熱に弱い素材です。焚き火など火器の近くでの使用は厳禁です。また同じ箇所に連続して摩擦が発生しても融解断裂の可能性があります。
・ベルトのバックル、縫製箇所は使用毎に劣化や破損がないか確認して下さい。破損がある場合、直ちに使用を停止して下さい。
・水中でロープが体に絡まると、ライフジャケットを着用していても溺れてしまう場合があります。ロープを使用した救助を行う以上、常に絡まるリスクがあると考え、必ずロープを切断できるナイフを各自が携行する必要があります、1秒でも早く離脱する為に、クイックリリースタイプのレスキューナイフの使用が強く推奨されます。必ず携行を徹底しましょう。
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※ 上記の周囲警告をしっかりとお読み頂き、ご理解の上ご使用ください。
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